最近連日ニュースでも取り上げられているトカラ列島の群発地震と新燃岳の噴火。
トカラ列島は過去群発地震は何度もあり、数日で収まって最大深度も5ほどだったのが、今回は6月21日より始まって継続中、そして最高震度6弱を計測する過去にない状況となっています。
今回の群発地震にかかわらず基本的に屋久島は地震がほとんど無く、7月3日に震度6弱がありましたが屋久島は全く揺れていません。トカラから同じ距離ほど離れている奄美は震度2でしたが屋久島は0です。
6月21日からの累計も7月6日22時時点で1500回を越えましたが屋久島は震度1もほぼありません。
地震があったことはアプリやテレビで通知があった時に初めて気づく。というほどです。
トカラとは物理的な距離が離れている。また、屋久島はもとより揺れにくいということもあり、地震については群発地震の影響はほぼないかと考えます。
それよりも個人的には津波を心配していますが、津波についてもトカラの群発地震はプレート境界型の地震ではなく、地下のマグマの移動が原因と言われているため、1500回を超えた地震で一度も津波は発生していません。
津波が発生するような地震活動ではないということですね。
7日21時にトカラの諏訪之瀬島の御岳が爆発的噴火が2回で噴煙が2000mまで上がりましたが、これも屋久島までは距離があるため影響はありません。
屋久島に一番近い火山は西に12km離れた口永良部島にありますが、これが噴火したとしても風向きと強さによっては火山灰が降る程度で、12km離れているため火砕流や噴石が海を越えてくる可能性はほぼありません。
桜島も噴火していますが、桜島、諏訪之瀬島の噴火は程度の差はあれど鹿児島では日常です。
口永良部島はそれらの火山と比べるとずっと小康状態です。
鹿児島空港近くの新燃岳の噴火ですが、これも距離は遠いので屋久島への直接的な影響はまったくありませんが、鹿児島空港の近くのため、風向きによって飛行機の離発着に影響が出ます。
7月3日、4日は欠航が多く発生して屋久島へ来ることができずにキャンセルになったゲストさんもいらっしゃいました。飛行機の欠航による来島不可については今回に限らずキャンセル料は発生しません。
まとめとしては現時点では屋久島は全く影響もなく直近の危険性も無いため屋久島の観光は平常です。
当店もツアーは通常開催していますし今後もその予定です。
開催予定でも今後はどうなるかわかりませんので、予約日直近での地震活動、噴火状況の急激な変化、屋久島へ来ることの危険性が発生した際のキャンセルはもちろんキャンセル料は無しでお受けします。というよりその場合はツアーは中止の判断になるかと思います。
トカラの群発地震と鹿児島の火山噴火は過去のデータを参照して屋久島旅行には心配ないと考えていますが、それが別の予想外の何かを引き起こす可能性は0ではありません。
屋久島で実際に生活と事業していての感想と、それから導き出した対応です。
みなさんの判断の参考に案れば幸いです。
できる限り早く収束して、皆さんが何の心配もすることなく遊びに来てくれる日が来ることを切に願っています。
体験ダイビングtryscuba
アクティブに遊ぶならこちら